TNL メディアジーン、TikTok Shop 戦略を開始し、インフルエンサーコンテンツコマース戦略を強化――ナナチュラルのTikTok Shopをローンチを皮切りに

• TikTok は 2025 年 6 月 30 日、日本において「TikTok Shop」のサービスを正式に開始しました。これにより、TikTok は日本の E コマース市場に参入し、日本国内の 3,300 万人*¹ の月間アクティブユーザーにアクセス可能になります
• TikTok Shop では、ユーザーは TikTok アプリ内で動画やライブ配信を通じて商品を発見し、直接購入することができます。これにより、日本の企業にとっては魅力的で収益性の高い新たな E コマースのチャネルが提供されることになります
• 当社は、大手企業や多国籍企業と同じく、日本国内でTikTok Shopの利用を早期開始した企業のひとつとなりました。初期は、当社のクリーンビューティーブランド「7NaNatural」が先駆けて導入しましたが、今後さらに多くのメディアブランドでの導入を計画しています
• 当社のTikTok Shop戦略は、当社が数年間にわたり蓄積してきたギズモード・ジャパンでのコンテンツコマースのノウハウを基盤としています

東京に本社を置くアジアの次世代デジタルメディア＆データグループであるTNLメディアジーン（Nasdaq: TNMG、以下「当社」）は、本日、「エル クリーンビューティアワード 2022」などを受賞した自社ブランド「7NaNatural（ナナチュラル）」の TikTok Shop での販売開始、および今後のTikTok Shopでの展開と拡大計画を発表しました。

TikTok Shopは、2025年6月30日に日本において正式にサービスを開始し、日本のコンテンツコマース市場への参入を果たしました。これにより、日本の企業は、日本国内のTikTok月間アクティブユーザー3,300万人*¹にアクセスできるようになります。TikTok Shopは、ユーザーがTikTokアプリ内において動画やライブ配信を通じて製品を発見し、直接購入できる機能を提供。日本の企業にとっては新しく魅力的なECチャネルとして活用できることになります。この拡大は、TikTokのグローバルEC戦略における重要なステップであり、ブランドとクリエイターが日本の消費者とつながる新たな手段を提供するものです。

コンテンツコマースは、従来のECと高品質で魅力的なデジタルコンテンツを融合させたダイナミックなマーケティング戦略です。このアプローチは、消費者にとってより魅力的で情報豊富なショッピング体験を提供し、従来のマーケティング手法に比べて高いコンバージョン率を実現します。ショッピングがデジタルチャネルやソーシャルメディアへ急速にシフトする中、その効果と急速な成長から、広告主の注目を集めています。近年、動画コンテンツ、特にTikTokのようなショート動画は、消費者の購買行動に大きな影響を与えており、共有体験に基づく消費が生まれる場として進化し新たなトレンドとなっています。TikTok Shopの総取引額は、米国だけでも数十億ドルに達すると予測されています。

当社は、日本有数のテクノロジー・ガジェットメディアブランドであるギズモード・ジャパンを通じて、数年間にわたりアクティブなコンテンツコマース戦略を展開してきました。ギズモード・ジャパンは、現在約50万人のTikTokフォロワーを擁し、大規模なユーザーベースと魅力的なコンテンツを活用して、関連性の高い広告やスポンサーコンテンツの販売を行っています。このTikTok Shopを通じて、当社は、豊富なコンテンツ制作能力とインフルエンサーネットワークを活かし、急速に成長する日本の動画コマース市場において、直接的な収益化への道を切り拓く機会を見出しています。この取り組みは、動画プラットフォームに高い関与を示すZ世代を直接ターゲットにしており、メディアコンテンツとECをシームレスに統合することで、強力で新しい収益源を確立することを目的としています。

「TikTok Shopの日本でのサービス開始は、日本のクリエイター・エコノミーにとって画期的な瞬間であり、私たちはこの巨大な機会を初日から積極的に活用していきます。当社は、ギズモード・ジャパン のメディアブランドを通じて、コンテンツコマースの分野において長年にわたり積極的な取り組みを行い、成功を収めてきました。TikTok が日本で TikTok Shop を開始することは、その延長線上に現れた好機と捉えています。これは、単なる新たな販売チャネルの開設ではなく、当社のメディアの影響力とダイレクトコマースのパイプラインを融合した、拡張性が高く魅力的なインフルエンサー主導のコンテンツコマース戦略を構築する、新しいビジネスモデルの開拓です」と、共同創設者兼社長の今田素子は述べています。

当社のコマース事業（ナナチュラルを含む）は、テクノロジー事業部門に位置づけられています。この事業部門は、高度なAIとデータ分析を活用して統合型広告ソリューションの開発と最適化を行い、コンテンツコマース市場における売上獲得と拡大を目指しています。テクノロジー事業部門は、2024年度連結売上高に$14.2百万ドルを貢献し、成長率34%を記録し、2024年度連結売上高の約29%を占めました。

*¹ TikTokの公式発表より引用。2024年11月現在、3,300万人を超えるユーザー（TikTok + TikTok Lite）。

ナナチュラル（７NaNatural）について

2022年3月にデビューした「人生も、世の中も、ナナイロに。」をコンセプトに掲げるクリーンビューティブランド。デビュー第１弾となるアイテムは、 唇や目元、頬などに使えるマルチ仕様の７色のカラースティックとカラーパレット。天然由来成分100%でありながら高発色で、うるおいながらもベタつきにくく発色のコントロールがしやすいことが特徴。コスメロスの問題にも着目し、使い切れるミニサイズ設計かつ使い終わった容器の回収・リサイクルまで取り組むなど「ひとと社会が抱える課題」の解決にも積極的に取り組んでいる。

サステナブルコスメアワード 2022 インクルーシブデザイン部門 審査員賞、エル クリーンビューティアワード 2022 ポイントメイク部門 ブロンズ賞受賞、米国開催Own Your Beauty Award2023 ゴールド賞受賞。

＜ブランドアカウント＞

公式サイト・オンラインストア：http://nanatural.jp/

公式Instagram：https://www.instagram.com/7.nanatural/

公式TikTok：https://www.tiktok.com/@7.nanatural

TNLメディアジーンについて

TNLメディアジーン（Nasdaq: TNMG）は、日本の株式会社メディアジーンと台湾のThe News Lens Co., Ltd.という2つの独立系デジタルメディアグループが2023年5月に経営統合して誕生した、東京に本社を置くメディア企業です。事業内容は、ニュース、ビジネス、テクノロジー、サイエンス、フード、スポーツ、ライフスタイルなど、幅広いテーマを扱う中国語、日本語、英語のオリジナルメディアおよびライセンス契約メディアブランドの運営、代理店からの需要が高いAIを活用した広告・マーケティングテクノロジープラットフォームの提供、さらにeコマースやクリエイティブソリューションの展開です。政治的中立性、若い世代へのリーチ、そして質の高いサービスを強みとしています。アジア全体で約500名の従業員を抱え、日本、台湾、香港にオフィスを構えています。

https://www.tnlmediagene.com/ja-jp

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E-mail：pr@tnlmediagene.com

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Financial Data

The condensed financial information presented in this press release should be read in conjunction with the audited consolidated financial statements and related notes for the year ended December 31, 2024 included in TNL Mediagene’s annual report on Form 20-F filed with the SEC on April 30, 2025, which provides a more complete discussion of its accounting policies and certain other information.